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AI検索 / AIエンジン

ChatGPT・Gemini・Perplexity、
AIごとに「選ばれ方」が違う。

Nest LabAI検索AIエンジン2026.04.28出典5件

検索で生成AIを使う人は37.0%

「AIに聞く」が当たり前になった、と言うとき——その「AI」は一つではありません。ChatGPT、Gemini、Google AIモード、Perplexity。同じ"AI検索"でも、使う人の数も、使う年代も、参照する情報源の傾向も違います。だから「AIに選ばれる」は、本当は「どのAIに、どう拾われるか」という設計の問題なのです。

検索の3〜4割は、もう生成AIを通る。

まず前提から。検索のときに生成AIを使うと答えた人は、サイバーエージェントGEOラボの調査で37.0%に達しました(2026年2月・n=9,278)。2025年10月の31.1%から数か月でさらに伸び、20代では初めて過半数を突破しています。「AIに聞く」はもう一部の習慣ではなく、検索の主要ルートの一つになりました。

37.0%

検索時に生成AIを利用する人の割合(20代は過半数を突破)

出典:サイバーエージェント GEOラボ「生成AIのユーザー利用実態調査 第三弾」(2026/2・n=9,278)cyberagent.co.jp

ただし、ここで止まってはいけません。「生成AIで検索する人が37%」という総量の裏側で、その人たちが触れているAIは複数に分かれているからです。一括りに「AI対策」と言っても、相手によって攻め方は変わります。

ChatGPTが頭一つ抜ける。でも、Geminiも無視できない。

同じGEOラボ調査で、検索に使うサービス別の利用率を見ると差が明確です。ChatGPTが29.1%でトップ、次いでGoogle検索の「AIモード」が21.0%Geminiが15.6%。しかも伸び率はGeminiが前回比+5.2ポイントと最も大きく、ChatGPT(+3.6)を上回りました。王者はChatGPTでも、追い上げる側の勢いも見逃せません。

検索で使われる生成AI・サービス別の利用率(2026年2月)

ChatGPT29.1%
Google「AIモード」21.0%
Gemini15.6%

出典:サイバーエージェント GEOラボ「生成AIのユーザー利用実態調査 第三弾」(2026/2・n=9,278) cyberagent.co.jp

「利用したことがあるAI」という、より広い軸で見ると差はさらに開きます。MMD研究所の調査では、対話型生成AIの利用経験者のうちChatGPTが80.6%Google Gemini 50.8%Microsoft Copilot 39.1%(2025年11月・n=1,000)。別のMM総研の調査でもChatGPT 65.7%・Gemini 40.0%・Copilot 26.2%・Grok 9.5%と、顔ぶれと序列はおおむね一致しています(2025年8月・n=3,013)。まず押さえるべきはChatGPT、しかし設計はGemini/Google AIモードまで届かせる——これが現実的な優先順位です。

「利用したことがある」対話型生成AI(利用経験者ベース・複数回答)

ChatGPT80.6%
Google Gemini50.8%
Microsoft Copilot39.1%

出典:MMD研究所「2025年 一般生活者におけるAIサービス利用実態調査」(2025/11・n=1,000・18〜69歳) prtimes.jp

「どのAIか」は、「どんな人か」とほぼ同義。

利用するAIが分かれるということは、AIごとに背後の利用者層が違うということでもあります。GEOラボの調査では、Google検索の「AIモード」の利用率は全体で21.0%ですが、10代では33.5%と一段高くなります。年代によって、出会いやすいAIの入口が違うのです。土台として、生成AIの利用そのものも若い世代に厚く、総務省「令和7年版 情報通信白書」では個人の利用率が全体26.7%なのに対し20代は44.7%と報告されています。

33.5%

10代でのGoogle「AIモード」利用率(全体は21.0%)——若年層ほど入口が違う

出典:サイバーエージェント GEOラボ「生成AIのユーザー利用実態調査 第三弾」(2026/2・n=9,278)cyberagent.co.jp

「AIに対策する」のではなく、「どのAIを使う、どんなお客様に届けたいか」から逆算する。エンジンの違いは、そのまま顧客層の違いです。

AI経由のお客様は、ちゃんと「動く」。

そして、どのAIであっても共通して言えるのは、AIの回答はそのまま行動に直結するということです。GEOラボの調査では、AIの推薦を見たあとに実際に商品・サービスを購入・利用した人が47.5%、AIが提示したURLをクリックすることが「よくある/時々ある」人が54.4%に上りました。AIの答えに「載るかどうか」が、来店・購入の分かれ目になっているのです。

AIの回答は、そのまま行動につながる(2026年2月)

AIの提示URLをクリックする(よく/時々)54.4%
AI推薦を見て購入・利用した47.5%

出典:サイバーエージェント GEOラボ「生成AIのユーザー利用実態調査 第三弾」(2026/2・n=9,278) cyberagent.co.jp

だから、「複数のAIに、それぞれの拾われ方で」届ける。

ここまでの数字を一本につなぐと、結論はシンプルです。検索の37%が生成AIを通り、その内訳はChatGPT・Google AIモード・Gemini・Copilotに分かれ、年代によって入口が違い、しかしどのAIでも回答は購買へ直結する。「AIに選ばれる」を一つの作業として捉えると、必ず取りこぼしが出ます。

必要なのは、まず最多のChatGPTに正しく認識されること。同時に、Google検索の文脈で動くAIモード/Geminiに拾われるよう、Web上の一次情報・構造化・第三者評価(クチコミ)を整えること。「どのAIに、どう拾われるか」を前提にした情報設計こそが、これからの集客の土台になります。

AIエンジンは一つではない。だから対策も一つでは足りない。最多のChatGPTを軸に、しかしGoogle・Geminiまで届く情報を、Web上に積み上げ続けること——それが「選ばれる」設計です。

Sources / 出典

  1. サイバーエージェント GEOラボ「生成AIのユーザー利用実態調査 第三弾」(2026/2/6-7・n=9,278/検索利用37.0%・ChatGPT29.1%・AIモード21.0%・Gemini15.6%・購入47.5%・URLクリック54.4%) — https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=33041
  2. MMD研究所「2025年 一般生活者におけるAIサービス利用実態調査」(2025/11/14-17・n=1,000・18〜69歳/ChatGPT80.6%・Gemini50.8%・Copilot39.1%) — https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000004240.html
  3. MM総研「生成AIの利用動向調査」(2025/8・n=3,013・15〜69歳/個人利用率21.8%・ChatGPT65.7%・Gemini40.0%・Copilot26.2%・Grok9.5%) — https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=691
  4. 総務省「令和7年版 情報通信白書」個人におけるAI利用の現状(個人利用率26.7%・20代44.7%/2026-06-14閲覧) — https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r07/html/nd112210.html
  5. ITmedia ビジネスオンライン「生成AIの“意外な”利用実態:MMD研究所調べ」(2025/12・二次/MMD調査の解説) — https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2512/12/news074.html

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