DATA-DRIVEN MEDIA  /  「選ばれる時代」の集客を、客観データで解き明かす。
Nest Lab. 選ばれる時代の研究室 無料AI診断
動画 / ショート

縦型ショート動画が、
発見の主戦場になった。

Nest Lab動画 / ショート2025.11.26出典5件

縦型ショート動画視聴者の32.2%が商品購入を経験

YouTubeショート・Instagramリール・TikTok——指でスワイプするだけで次々と流れてくる縦型のショート動画。これはもう「ヒマつぶし」だけのものではありません。人々が新しい商品やお店に初めて出会う「発見の入口」として、検索よりも先に開かれる場所になりつつあります。国内データで、その変化を確かめます。

若い世代は、もう「毎日」見ている。

縦型ショート動画は、若年層の生活に完全に溶け込んでいます。LINEリサーチの調査では、ショート動画を「ほぼ毎日見ている」割合は10代で7割超20代で約6割と、若い年代ほど高い傾向。さらに10代の37%は1日1時間以上を費やしています。テレビをつける感覚で、彼らは縦型動画のフィードを開いているのです。

7割超

10代が、ショート動画を「ほぼ毎日」見ている(若い年代ほど高い)

出典:LINEリサーチ「ショート動画に関する調査」(2024/3・15〜64歳・n=5,257)prtimes.jp

「探す前」に、向こうから流れてくる。

従来の発見は、検索バーに言葉を打ち込む「能動的」な行為でした。しかし縦型ショート動画では、AIのアルゴリズムが興味に合った動画を自動で流し込む。だから「探していないのに、出会ってしまう」。ADKマーケティング・ソリューションズの調査では、ショート動画広告は「新しい発見がある」でテレビ広告と同等以上の評価を獲得。同社はその理由を、利用者の興味と動画をマッチングするAI(アルゴリズム)が発見を後押ししていると分析しています。

ショート動画広告の「新しい発見がある」との評価は、広告の表現だけでなく、利用者の興味と動画をマッチングするAI(アルゴリズム)が促進しているかもしれません。(ADK MS 調査リリースより)

発見は、そのまま「購入」につながる。

発見の入口になっているということは、購買の入口にもなっているということです。MMD研究所の調査では、ショート動画を見ている人のうち32.2%が「ショート動画を見て商品を購入した経験がある」と回答。購入のきっかけは「商品の内容・見た目」が46.7%で最多、次いで「詳細な商品説明」42.4%。短い動画でも、買う理由は十分に伝わっているのです。

32.2%

ショート動画視聴者が、動画を見て「商品を購入した」経験あり

出典:MMD研究所「ショート動画に関する調査」(2023/3・ショート動画視聴者 n=3,210)ecclab.empowershop.co.jp(二次・MMD研究所調査)

市場も、「縦型」へ一気に動いている。

生活者の行動が変われば、お金の流れも変わります。サイバーエージェントの調査によると、2024年の縦型動画広告の市場規模は900億円、前年比171.1%という急成長。動画広告全体に占める縦型のシェアも、2023年の8.4%から2024年は12.4%へ拡大しました。企業がこぞって「縦型」に予算を移しているのは、そこに人々の視線と発見が集まっているからです。

縦型ショート動画が「発見の主戦場」になった3つの数字

10代がほぼ毎日視聴7割超
視聴者が商品購入を経験32.2%
縦型動画広告の前年比成長171.1%

出典:LINEリサーチ(2024/3)/MMD研究所(2023/3)/サイバーエージェント「2024年国内動画広告の市場調査」(2025/2発表)。指標が異なるため水準は単純比較できません。

「お店探し」も、縦型動画の中で起きている。

発見されているのはモノだけではありません。飲食店・カフェ・美容室——お店もまた、縦型動画の中で「見つけられて」います。TikTokやリールで偶然流れてきた一本が来店の動機になり、若年層は気になったお店をアプリ内で検索して詳しく調べる、という行動を取ります。動画が「知るきっかけ」を、アプリ内検索が「確かめる場所」を担う——この二段構えが、いまの発見行動の主流です。

つまり、お店側に求められるのは2つ。ひとつは縦型ショート動画で「見つけてもらう」入口をつくること。もうひとつは、見つけた人が検索したときに正しい情報・クチコミ・評価がきちんと出てくる状態を整えることです。動画で発見させ、検索で納得させる。この流れが揃ってはじめて、来店や購入に変わります。

縦型ショート動画は、検索の「前」にある発見の入口。ここで見つけてもらえなければ、そもそも検索もされません。

縦型ショート動画は、テレビでも検索でもない、第三の発見チャネルとして確立しつつあります。若年層の毎日の視聴習慣、視聴者の3人に1人にのぼる購買経験、そして急拡大する市場。この3つが指し示すのは、「選ばれる」ための戦いが、いま縦型のフィードの中で起きているという事実です。

Sources / 出典

  1. LINEリサーチ「ショート動画に関する調査」(2024/3実施・15〜64歳男女・n=5,257/10代の7割超がほぼ毎日視聴) — https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000415.000129774.html
  2. MarkeZine「10代の7割以上がショート動画を毎日閲覧/1日1時間以上は10代37%」(LINEリサーチ調査の報道・二次) — https://markezine.jp/article/detail/45381
  3. ADKマーケティング・ソリューションズ「ショート(縦型短尺)動画に関する調査」(2024/3/27発表・2023/11実施・全国15〜49歳・本調査n=4,426/広告は「新しい発見がある」で高評価・AIアルゴリズムが発見を促進) — https://www.adkms.jp/wp/wp-content/uploads/2024/03/20240327_NewsRelease_縦型ショート動画調査.pdf
  4. MMD研究所「ショート動画に関する調査」(2023/3実施・ショート動画視聴者n=3,210/32.2%が商品購入経験・きっかけ 商品の内容46.7%/詳細説明42.4%。eコマースコンバージョンラボによる二次掲載) — https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/83392
  5. サイバーエージェント「2024年国内動画広告の市場調査」(2025/2/27発表・デジタルインファクト調べ/縦型動画広告900億円・前年比171.1%・シェア8.4%→12.4%) — https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=31459

関連記事

あなたのお店は、
縦型動画で見つけてもらえていますか?

ショート動画での発見性、そして「見つけた人」が検索したときの情報・クチコミの整備状況まで。無料で診断レポートにしてお届けします。

無料AI診断を申し込む