Nest Lab編集長の佐々木です。今朝も、AIに関する大きなニュースが流れていました。正直に言うと、こういうニュースを見るたびに、私の胸の中も少しだけ、ざわつきます。今日はその話を。
新しいAI、新しい機能、新しいサービス。次から次へと登場して、「またひとつ、覚えることが増えた」と感じます。これは、私のような仕事をしている人間でも、正直そう思うのです。ましてや、毎日お店を切り盛りしている店主さんが、「ついていけない」と感じるのは、当たり前のことだと思います。
ニュースは、いつも私たちを少し不安にさせます。「乗り遅れるんじゃないか」と。でも、その不安に飲み込まれて、あれもこれもと飛びついてしまうと、かえって何も身につきません。
どんなに大きなニュースを見ても、私の結論は、いつも同じ場所に戻ってきます。技術がどう変わっても、人が「信頼できるものを選ぶ」ことは、変わらない。道具が新しくなるだけで、その道具を何のために使うのか——お店とお客様の絆を育てるため——は、ずっと変わらないのです。
だから私は、慌てません。新しい技術は、流行として追いかけるものではなく、絆のために使う道具として、落ち着いて見ています。このメディアでAIや検索のデータをお届けするのも、煽るためではなく、「正しく知って、落ち着いて選んでもらう」ためです。
ニュースに振り回されるのではなく、ニュースを「絆のために」読む。それくらいの距離感が、ちょうどいい。
新しい技術が出るたびに、私はむしろ、お店の味方がひとつ増えたと思うことにしています。使いこなせれば、小さなお店が大きなお店と同じ土俵に立てる。そう考えると、次のニュースが、少し楽しみにもなってくるのです。