X や Instagram、TikTok が「新しいお客様と出会う入口」だとすれば、LINE はその先——「もう一度来てもらう」ための装置です。日本人のほぼ全員が毎月使い、しかも送ったメッセージはちゃんと開かれる。新規獲得に注目が集まる一方で、再来店を動かす力では LINE が今も群を抜いています。
LINE の国内月間アクティブユーザーは、2025年12月末時点で1億ユーザー。総務省の調査でも、LINE の利用率は全年代で94.9%に達し、SNS の中で利用率No.1です。注目すべきは年代を問わない普及で、60代でも91.1%が利用しています。若年層に偏りがちな他のSNSと違い、LINE は「世代を超えて全員がいる場所」です。だからこそ、お店から既存のお客様へ届けたい情報を載せる土台として、これ以上の媒体はありません。
「全員がいる」だけでは集客になりません。大事なのは、送った情報がちゃんと読まれるかです。LINEヤフー/LINE for Business によると、LINE のメッセージは約2割が即時に、そして約8割が当日に開封されると説明されています(出典主体=LINEヤフー/LINE for Business)。送った当日のうちに、ほとんどのお客様の手元で開かれる——この即時性が、タイムセールや当日空き枠の案内、雨の日クーポンといった「今すぐ動かしたい施策」と相性抜群です。
LINE の強さは、運用メッセージだけではありません。広告配信の面でも、LINEヤフー広告は国内のインターネット人口の92.3%にリーチします。さらに見逃せないのが、他媒体を利用していない層の26.4%に届くという点(Nielsen 2024/12)。テレビや他のWeb広告では届かない人にも、LINE経由なら接触できるのです。新規の入口としても、再来店の装置としても、母数の大きさが武器になります。
LINEの到達力
出典:総務省「令和7年版 情報通信白書」(利用率)soumu.go.jp/LINE for Business(リーチ・独占/Nielsen 2024/12)lycbiz.com
LINE が「再来店装置」になる決め手は、お客様とつながり続けられることです。モビルスの調査では、LINE通知メッセージをきっかけに友だち追加した人が46%、ID連携をした人が57%にのぼりました(n=671)。一度「友だち」になれば、その後はこちらから何度でも、しかも開封されるかたちで案内を届けられます。これは広告を出し続けるのとはまったく違う、蓄積していく資産です。集めた友だちは、来店履歴や好みに合わせた案内を送れるCRM(顧客管理)の土台になり、再来店を生み続けます。
LINE通知メッセージをきっかけにした行動(n=671)
出典:モビルス CX-Branding「LINE通知メッセージ利用実態調査2024」(2024/9) prtimes.jp
SNSが「新しいお客様と出会う入口」なら、LINEは「出会ったお客様と、つながり続ける装置」。集めて、届けて、また来てもらう——この循環を仕組みにできる媒体は、ほかにありません。