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動画 / ライブコマース

ライブコマースが、
買い物を「体験」に変える。

Nest Lab動画 / ライブコマース2026.05.06出典5件

ライブコマース視聴者の54.8%が購入経験

商品ページを読んで、レビューを見て、迷って、離脱する——従来のオンライン購入は「情報を集めて自分で判断する」作業でした。ライブコマースは、その構図を変えます。配信者がその場で商品を使い、質問に答え、視聴者は見ながら、納得しながら、その場で買う。買い物が「作業」から「体験」になるのです。データで見ると、この距離の近さは数字にもはっきり表れています。

見た人の「半数以上」が、実際に買っている。

ライブコマースの最大の特徴は、視聴と購入の距離が極端に近いことです。NTTコム リサーチの調査では、ライブコマースの視聴経験者のうち54.8%が、実際に商品を購入した経験があると回答しました。動画を「見ただけ」で終わらず、過半数がそのまま購入まで進んでいるのです。広告を見た人の何%が買うか——という通常の指標と比べれば、この転換率の高さは際立っています。

54.8%

ライブコマース視聴経験者のうち、商品を購入した経験がある人

出典:NTTコム リサーチ「『ライブコマース』に関する調査」(調査期間2022/12/7〜2023/1/17・n=566)prtimes.jp

若い世代ほど、「ライブで買う」が当たり前になる。

この購入経験率は、若い世代ほど高くなります。同じ調査で、視聴経験者の購入経験率は20代で66.2%、30代で59.6%。全体の54.8%を大きく上回り、若年層では「ライブを見て買う」がすでに珍しい行動ではなくなっています。買い物の入口がテレビショッピングや検索からライブ配信へ——その移行は、これから消費の中心になる世代から始まっています。

ライブコマース視聴経験者の「購入経験率」(年代別)

20代66.2%
30代59.6%
全体54.8%

出典:NTTコム リサーチ「『ライブコマース』に関する調査」(2022/12〜2023/1・n=566) prtimes.jp

ライブコマースは「見る」と「買う」のあいだにあった迷いの時間を、その場の納得に変える。だから視聴者の過半数が、そのまま購入へ進む。

まだ「伸びしろ」の市場。認知は広がっている。

では、日本でライブコマースはどこまで浸透しているのか。NTTコム リサーチの調査では認知率は31.9%、実際の視聴経験率は3.9%でした。MMD研究所の調査でも認知43.2%に対し、利用経験は12.7%。つまり「名前は知られ始めたが、まだ多くの人は体験していない」段階です。裏を返せば、これから利用者が増える余地が大きい市場だということ。MMD研究所の調査では、未利用者を含めた23.2%が「今後利用したい」と答えています。

23.2%

ライブコマースを「今後利用したい」と回答した人

出典:MMD研究所「ライブコマースに関する利用実態調査」(2021/4/16〜18・本調査n=500)mmdlabo.jp

世界では、ライブが「主要な売り場」になっている。

日本が伸びしろ段階である一方、海外ではライブコマースがすでに巨大な売り場になっています。海外(参考)として、中国では2023年のライブEC(ライブコマース)の流通総額(GMV)が4.9兆元超に達し、これはオンラインショッピング全体の31.9%を占めます(二次:Statista/出典元100ec.cn)。つまり中国ではネット通販の約3分の1がライブ経由。米国でも、ライブEC売上は2025年に約146.4億ドルへと約50%成長しました(海外参考:eMarketer・2026年1月)。動画×リアルタイム接客は、規模が証明された「新しい売り場」なのです。

中国:オンラインショッピングGMVに占めるライブEC比率(2023・海外参考)

ライブEC経由31.9%
その他のオンライン購入68.1%

出典:Statista「China: GMV of e-commerce livestreaming 2023」「share of livestreaming e-commerce in online shopping 2023」(海外参考・二次/出典元100ec.cn・2026-06-14閲覧) statista.com

動画×リアルタイム接客が、次の売り場になる。

ここまでのデータをつなぐと、ひとつの構図が見えます。①視聴者の過半数(54.8%)がそのまま購入し、若年層では3分の2近く(20代66.2%)が購入を経験している。②日本の利用経験はまだ12.7%で伸びしろが大きく、23.2%が利用意向を持つ。③中国・米国では、ライブはすでに主要な売り場として規模が証明されている。

ライブコマースが効くのは、それが「商品ページ+レビュー+接客」を1本の配信に圧縮するからです。視聴者はリアルタイムで質問でき、配信者は実物を動かして見せ、その場で疑問が解ける。これは実店舗の接客体験を、画面の中に持ち込む行為に近い。買い物を「情報処理」から「体験」へ変えることこそ、ライブコマースの本質的な価値です。

選ばれるために必要なのは、もっと多くの情報を並べることではない。見て、聞いて、その場で納得できる「体験」を届けることだ。

日本はまだ立ち上がりの段階。だからこそ、動画とリアルタイム接客を組み合わせた新しい売り場づくりは、いま始めるほど先行者になれます。ショート動画やSNSライブと連携させ、「見た人がそのまま買う」導線を設計する——それが、これからの「選ばれる」集客の打ち手になります。

Sources / 出典

  1. NTTコム リサーチ「『ライブコマース』に関する調査」(調査期間2022/12/7〜2023/1/17・n=566/認知31.9%・視聴経験3.9%・視聴経験者の購入経験54.8%・20代66.2%・30代59.6%) — https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000312.000006600.html
  2. MMD研究所「ライブコマースに関する利用実態調査」(2021/4/16〜18・本調査n=500/認知43.2%・利用経験12.7%・利用意向23.2%) — https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1960.html
  3. Statista「China: GMV of e-commerce livestreaming 2023」(2023年GMV 4.9兆元超/海外参考・二次/出典元100ec.cn・2026-06-14閲覧) — https://www.statista.com/statistics/1188550/china-gmv-of-ecommerce-livestreaming/
  4. Statista「China: share of livestreaming e-commerce in online shopping 2023」(ライブEC比率31.9%/海外参考・二次/出典元100ec.cn・2026-06-14閲覧) — https://www.statista.com/statistics/1192066/china-share-of-livestreaming-ecommerce-in-online-shopping/
  5. eMarketer「FAQ on livestream commerce / livestreaming trends & stats」(米国ライブEC売上 2025年 約146.4億ドル・約50%成長/海外参考・2026年1月・2026-06-14閲覧) — https://www.emarketer.com/insights/livestreaming-trends-stats

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