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SNS / リール

Instagramで“知らない人に届く”のは、
リールだけ。

Nest LabSNSリール2026.06.15出典5件

Instagramの利用目的1位は「知り合いではないアカウントの投稿を見る」64.8%

「毎日投稿しているのに、フォロワー以外に全然届かない」——それは努力不足ではなく、投稿する“面”の選び方の問題かもしれません。フィードやストーリーズは、基本的にすでにフォローしてくれている人へ届く面。まだあなたのお店を知らない人に無料で届く入口は、実質リール(と発見タブ)です。公式の説明と国内データで、その構造を解き明かします。

Instagramは、「知らない人の投稿を見る場所」になった。

まず、ユーザー側の変化から。ホットリンクが日本在住のInstagram利用経験者1,000名に行った調査では、Instagramを利用する目的の1位は「芸能人やインフルエンサーなど、知り合いではないアカウントの投稿を見る」(64.8%)。「家族や友人など知り合いの投稿を見る」(57.7%)を上回りました。知り合いの近況を見るアプリから、知らない誰かの投稿から情報と出会うメディアへ——ユーザーはすでに「発見される側」を求めています。だからこそお店は、“発見される面”に投稿を置く必要があります。

64.8%

Instagramの利用目的1位は「知り合いではないアカウントの投稿を見る」(知り合いの投稿57.7%を上回る)

出典:ホットリンク「Instagram利用動向調査2024」(2024/5実施・日本在住n=1,000)prtimes.jp

Instagramを利用する目的(複数回答・n=1,000)

知り合いではないアカウントの投稿を見る64.8%
家族や友人など知り合いの投稿を見る57.7%
趣味・特定カテゴリーの投稿を見る50.5%

出典:ホットリンク「Instagram利用動向調査2024」(2024/7発表) prtimes.jp/紹介記事(二次) manamina.valuesccg.com

公式が明言。リールは「大半がフォロー外」に見せる面。

では、その“知らない人との出会い”はどの面で起きるのか。Instagram公式(アダム・モセリ代表)は、面ごとの仕組みをこう説明しています。フィードは「フォロー中のアカウントの投稿+おすすめ+広告」のミックス。ストーリーズは「フォローしている人の投稿(+広告)」。つまりこの2つは、主にすでにつながっている人向けの面です。対してリールは——

発見タブと同じように、(リールで)目にするものの大半は、あなたがフォローしていないアカウントの投稿です。
——Instagram公式ブログ「Instagram Ranking Explained」(2023年・意訳、2026-06-15閲覧)

ストーリーズを毎日どれだけ丁寧に更新しても、それは既存フォロワー=常連さんへのおもてなしであって、構造上、新規のお客様の入口にはなりません。そしてリールを見る習慣は国内にも定着しています。同じホットリンク調査で、リールタブを週1回以上見る人は半数超(毎日14.5%・週2〜3回18.1%など)。世界では、リール再生はFacebook・Instagram合計で1日2,000億回に達したとMetaが決算で公表しています(2023年7月・海外(参考))。リールは、“知らない人が毎週通りかかる路面”なのです。

2,000億回/日

リールの1日あたり再生回数(Facebook・Instagram合計、2023年7月のMeta決算発表時点)※海外(参考)

出典:Meta 2023年Q2決算発表の報道(Tubefilter・海外・二次)tubefilter.com

発見した人は、自分で調べて、来店する。

「フォロー外に表示されたところで、行動につながるのか?」——国内調査の答えは明快です。Instagramで知った商品・サービスの詳細を検索したことが「ない」人はわずか19.9%。約8割は自分から調べに行き、55.2%はInstagramをきっかけに実際に購入・来店した経験があると答えています。さらにZ世代女性への調査(n=100)では、Instagramの投稿を見て実際にお店に行った経験がある人は96%。同調査では「参考になるのは写真54%・リール動画46%」と、動画はすでに静止画と並ぶ判断材料です。

Instagramでの「発見」は、ここまで行動につながる

見つけたお店に行った経験(Z世代女性・n=100)96%
知った商品の詳細を検索した(n=1,000)約8割
きっかけに購入・来店した経験(n=1,000)55.2%

出典:KIRINZ「Z世代のInstagram活用法調査」(2023/9・Z世代女性n=100) prtimes.jp/ホットリンク「Instagram利用動向調査2024」 prtimes.jp

小さなお店にとってこの数字が意味するのは、「リールで見つけてもらえれば、あとはお客様が自分から近づいてきてくれる」ということ。だからこそ、見つかった“あと”の受け皿——プロフィールの場所・営業時間・予約リンク——まで整えておくことが、発見を来店に変える条件になります。

小さなお店の「リールの型」——バズより、出会い。

以上をふまえた、小さなお店の実践の型は4つです。①面の役割分担:リール=新規向け(看板メニュー・お店の雰囲気・場所)、ストーリーズ=常連向け(今日の空席・入荷・日常)。②“使える情報”を1本1テーマで:国内調査で保存されやすい投稿は「How To投稿(レシピ・メイク方法など)」が22.7%で最多。かっこいい映像より、「行く理由になる情報」(メニューの選び方・行き方・値段感)が保存され、後日の来店につながります。③受け皿の整備:発見した人の約8割は自分で調べます。プロフィールと地図・予約導線をセットで。④継続:リールは投稿のたびに新しい非フォロワーへ配信が試される面。フォロワー数がほぼゼロでも、届く可能性は毎回リセットされます。

リールの目的は、バズることではありません。まだあなたのお店を知らない人と「出会う」こと。フォロワー0人の1本目にも、その可能性は開かれています。

Sources / 出典

  1. Instagram公式ブログ(アダム・モセリ)「Instagram Ranking Explained」(2023/5/31・公式/フィード・ストーリーズ・リール・発見タブの仕組み/2026-06-15閲覧) — https://about.instagram.com/blog/announcements/instagram-ranking-explained
  2. ホットリンク「Instagram利用動向調査2024」(2024/7/1発表・2024/5実施・日本在住n=1,000/利用目的64.8%・購入来店55.2%・詳細検索「ない」19.9%・保存はHowTo型22.7%) — https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000345.000002235.html
  3. マナミナ(ヴァリューズ)ホットリンク調査の紹介記事(2024/7・二次/リールタブ週1回以上は半数超) — https://manamina.valuesccg.com/articles/3511
  4. KIRINZ「Z世代のInstagram活用法調査レポート」(2023/10/11発表・2023/9実施・Z世代女性n=100/見つけたお店に行った経験96%・写真54%/リール動画46%) — https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000379.000019847.html
  5. Tubefilter「Meta:リール再生がFacebook・Instagram合計で1日2,000億回に」(2023/7/28・Meta Q2 2023決算の報道・海外(参考)・二次) — https://www.tubefilter.com/2023/07/28/meta-facebook-instagram-reels-200-billion-daily-views-q2-2023/

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