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Web制作 / 更新

「最終更新◯年前」のサイトは、
静かにお客様を減らす。

Nest LabWeb制作 / 更新2026.06.27出典5件

更新が止まったホームページには49.8%が「営業しているか不安になる」

お知らせは数年前で止まり、載っている実績も価格も古いまま——そんなサイトに、クレームは来ません。訪れた人は何も言わずにページを閉じ、別の会社・別のお店を選ぶだけだからです。更新が止まったサイトが失っているものは「新しさ」ではなく、信頼と、目の前まで来ていたお客様。それを、国内データで確かめていきます。

更新が止まったサイトは、「営業しているのか」から疑われる。

まず、更新されていないサイトがどう見られているか。Web制作会社プラストが中小企業の経営者1,127人——つまり取引相手を見る側でもある人たち——に聞いた調査では、更新されていないホームページに対して「営業しているか不安になる」が49.8%で最多。さらに「載っている情報が正しいのか不安になる」35.3%、「迅速な対応ができないように見える」33.4%、そして「取引や付き合いをしようと思わない」が32.6%にのぼりました。約3人に1人は、更新の止まったサイトを見た時点で、取引の候補から静かに外しているのです。

49.8%

更新されていないホームページに「(この会社は)営業しているか不安になる」

出典:株式会社プラスト「ホームページの重要性に関する調査」(2020/9・n=1,127・中小企業経営者/PR TIMES)prtimes.jp

「更新されていないホームページ」への印象(中小企業経営者・複数回答)

営業しているか不安になる49.8%
情報が正しいのか不安になる35.3%
迅速な対応ができないように見える33.4%
取引や付き合いをしようと思わない32.6%

出典:株式会社プラスト(2020/9・n=1,127) prtimes.jp

同じ調査では、「ホームページがある会社の方が信頼度が高い」と答えた経営者が79.8%。サイトの存在が信頼の入口である一方、その中身が古びていれば、今度は不信の入口に変わります。しかも厄介なのは、この評価が一切あなたに伝わらないこと。問い合わせフォームから「更新されていないので不安です」と教えてくれる人はいません。だから気づかないうちに、静かにお客様が減っていくのです。

更新が止まったサイトが発信しているのは「古い情報」ではありません。「この会社は、今も動いているのだろうか」という疑いです。

古い営業時間は、来店直前のお客様を「別の店」へ流す。

不信だけでなく、実害も起きています。Googleマップで店舗情報を調べた経験のある人への調査(FINEXT・n=317)では、困った経験として「営業時間が最新でない」を挙げた人が51.1%。半数以上が「古い情報」に実際にぶつかっています。そして、お店の情報が不足していた場合の行動として81.1%は「ホームページを確認する」と答えました。マップで足りなければ、人は公式サイトへ確かめに来る——そこも古かったら、行き場がありません。

Googleマップで店舗を調べて「困った経験」(複数回答・n=317)

評判・口コミが少ない52.4%
営業時間が最新でない51.1%
写真が少ない46.4%

出典:FINEXT株式会社「Googleマップの利用実態調査」(2026/2・n=317) prtimes.jp

それでも情報が見つからない・古いままだとどうなるか。同調査では、情報が不足していた場合に「別の店舗を選ぶ」と答えた人が36.0%。約3人に1人は、あなたのお店を「行かない」のではなく、行こうとしたのに、確かめられなかったから隣へ行くのです。営業時間・定休日・価格・メニュー——変わったのに直していない情報は、その一行ごとに来店直前のお客様を手放しています。

36.0%

お店の情報が不足していたら「別の店舗を選ぶ」——約3人に1人が離脱する

出典:FINEXT株式会社「Googleマップの利用実態調査」(2026/2・n=317/PR TIMES)prtimes.jp

「生きている情報」は、GoogleとAIの評価軸でもある。

情報の鮮度を見ているのは、人だけではありません。Google公式は「検索の仕組み」の中で、検索結果のランキングが意味・関連性・品質・ユーザビリティ・コンテキストといった要素の組み合わせで決まると説明したうえで、話題によっては「コンテンツの鮮度」がより大きな役割を果たすと明言しています。すべてのページで「新しいほど上位」になるわけではありませんが、「今」を知りたい検索に対して、古い情報のままのサイトは答えとして選ばれにくいのです。

たとえば、現在のニュース トピックを検索する場合、辞書の定義よりもコンテンツの鮮度がより大きな役割を果たします。──Google「検索の仕組み」(公式・2026-06-27閲覧)

店舗集客の要であるGoogleビジネスプロフィール(GBP)でも同じです。Google公式ヘルプは、掲載順位の改善方法として情報を充実させることに加え、「営業時間(通常の営業時間と特別営業時間を含む)を定期的に更新します。これにより、ユーザーはいつお店に来店できるかを知ることができます」と、更新の継続そのものを推奨しています。さらに、AIが検索やチャットでお店・会社を紹介する時代には、Web上に残った古い記述が、そのまま「古い回答」の材料になりかねません。サイトとGBPを最新に保つことは、人への誠実さであると同時に、Google・AIへの答え合わせでもあるのです。

放置サイトは、「信頼」だけでなく「安全」も蝕む。

更新が止まっているサイトは、多くの場合、中身だけでなくシステム(CMS本体・プラグイン・サーバー)の更新も止まっています。IPA(情報処理推進機構)が中小企業向けに掲げる基本対策「情報セキュリティ5か条」の第1条は「OSやソフトウェアは常に最新の状態にしよう」。IPAは「利用には支障がないからと古いまま放置していると、セキュリティ上の問題が解決されず、それを悪用したウイルスに感染してしまう危険があります」と警告しています。「見た目は動いているから大丈夫」は、安全の根拠にならないということです。改ざんや踏み台化が起きれば、集客どころか信頼の回復から始めることになります(被害の実態は関連記事「『うちは狙われない』が、一番危ない。」で詳しく扱っています)。

「がんばって更新」ではなく、「仕組みで更新」する。

では、なぜ更新は止まるのか。前出のプラスト調査では、自社でホームページを運用する経営者の90.8%が「時間がかかる」ことを、外注する場合は52.3%が「コストがかかる」ことを課題に挙げています。つまり更新が止まるのは怠慢ではなく、気合いに頼った運用が構造的に続かないから。必要なのは、がんばりではなく仕組みです。

おすすめは、更新を「重さ」で3段に分けて固定することです。①即日更新(数分)——営業時間・定休日・価格・サービス内容など「事実の変更」は、変わったその日にサイトとGBPの両方へ反映する。ここが51.1%・36.0%の実害を防ぐ生命線です。②月次更新(30分)——お知らせ・新着実績・お客様の声を月1本でも積む。「直近の日付」がトップページにあるだけで、「営業しているか不安」(49.8%)はほぼ解消します。③年次点検(年1回)——会社概要・スタッフ・写真・コピーライト年・CMSやプラグインの状態を棚卸しする。完璧な週次更新より、止まらない月次更新。それが「生きているサイト」の最低条件であり、人にもGoogleにもAIにも伝わる鮮度のつくり方です。

Sources / 出典

  1. 株式会社プラスト「ホームページの重要性に関する調査」(2020/9・n=1,127・従業員50人未満の中小企業経営者・更新されていないHPに「営業しているか不安」49.8%/「取引したくない」32.6%/HPがある会社の方が信頼79.8%/自社運用の課題「時間がかかる」90.8%/PR TIMES) — https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000049109.html
  2. FINEXT株式会社「Googleマップの利用実態調査」(2026/2・n=317・20〜60代・「営業時間が最新でない」51.1%/情報不足なら「別の店舗を選ぶ」36.0%・「ホームページを確認する」81.1%/PR TIMES) — https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000166288.html
  3. Google「検索の仕組み:検索結果のランキング要素」(公式・随時更新/2026-06-27閲覧・話題によっては「コンテンツの鮮度」がより大きな役割を果たす) — https://www.google.com/intl/ja/search/howsearchworks/how-search-works/ranking-results/
  4. Googleビジネスプロフィール ヘルプ「Googleでのローカル検索の掲載順位を改善する」(公式・随時更新/2026-06-27閲覧・営業時間を定期的に更新することを推奨) — https://support.google.com/business/answer/7091?hl=ja
  5. IPA(情報処理推進機構)DX SQUARE「最低限やるべき中小企業のセキュリティ対策(情報セキュリティ5か条)」(公式・2023/11更新/2026-06-27閲覧・第1条「OSやソフトウェアは常に最新の状態にしよう」) — https://dx.ipa.go.jp/security-5kajyou

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