DATA-DRIVEN MEDIA  /  「選ばれる時代」の集客を、客観データで解き明かす。
Nest Lab. 選ばれる時代の研究室 無料AI診断
絆コラム / 第1回

なぜ、私たちはこの仕事を、
22年も続けてきたのか。

佐々木絆コラム / 第1回2025.09.05読了 約5分

はじめまして。Nest Lab(ネストラボ)の編集長を務めます、佐々木です。私は株式会社KIZUNAで、マーケティングの責任者(CMO)をしています。このメディアでは、これから公的機関や調査会社が公表している客観的なデータだけを、ひたすら集めてお届けしていきます。けれど、その第一歩を踏み出す前に、どうしても聞いていただきたい話があります。私たちが、なぜこの仕事を22年も続けてきたのかという話です。

「いい店」が、知られないまま消えていく。

私はこの22年間、ずっと地域のお店や中小事業者の集客のお手伝いをしてきました。その中で、何度も、何度も、同じ光景を見てきました。味も、サービスも、人柄も一流。なのに、静かに店じまいしていくお店です。

誤解しないでください。「悪い店だから潰れた」のではありません。むしろ逆で、地元の人に長く愛されてきた、本当にいいお店ばかりでした。ただ一つ、足りなかったものがある。「伝わっていなかった」のです。良さが、新しいお客様に、新しい時代の見つけられ方で、届いていなかった。それだけのことで、お店は少しずつお客様を失っていきました。

いい店が、知られないまま消えていく。この仕事をしていて、これほど悔しいことはありません。

チラシが効かなくなり、「ホームページが要る」と言われ、次は食べログ、次はInstagram、次はGoogleマップ、そして今はAI。新しい波が来るたびに、「また覚えないといけないのか」と肩を落とす店主さんの顔を、私は何人も見てきました。その表情が、私の原点です。

私たちの名前は、「絆」です。

私たちの会社の名前は、KIZUNA——「絆」です。これは、ただの社名ではありません。私たちが本当に守りたいものを、そのまま名前にしました。

集客や、SEOや、AI対策。やっていることだけを見れば、私たちはマーケティングの会社です。でも、その奥でやりたいのは、いつも一つです。お店とお客様の「絆」、人と人とのつながりを、絶やさないこと。新しいお客様に出会ってもらい、また来てもらい、好きになってもらう。その関係が続いていくことが、お店にとっても、地域にとっても、何よりの財産だと信じています。

集客は、手段です。私たちが本当に向き合っているのは、その先にある人と人の関係なのです。

だから、研究室をつくりました。

「やった方がいいですよ」と、私たちが口で言うだけでは、もう足りない時代になりました。情報が多すぎて、何が本当かわからない。だからこそ、誰もが自分の目で確かめられる「事実」が必要だと考えました。

それが、この Nest Lab——「選ばれる時代の研究室」です。私たちの意見ではなく、政府や調査会社が公表しているデータを、出典つきで、わかりやすくお届けする。いま世の中で何が起きているのかを、店主さん自身が納得し、自分の意思で次の一歩を踏み出せるように。変化に立ち向かうための「武器」を、できるだけわかりやすい形で手渡したい。その想いで、このメディアを始めました。

これから、たくさんのデータをお見せしていきます。少し難しく感じる回もあるかもしれません。でも安心してください。隣で一緒に読み解く編集長として、私がずっと伴走します。次回は、「変わり続ける時代」と、その中で取り残されてしまう人たちの話をさせてください。

佐々木
佐々木株式会社KIZUNA CMO / Nest Lab 編集長。22年にわたり、地域の店舗・中小事業者の集客を支援。

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