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AI検索 / 音声・会話検索

“話しかける検索”が増えている。
会話で聞かれても、答えられるお店に。

Nest LabAI検索 / 音声・会話検索2026.06.14出典6件

スマホで音声入力を使ったことがある人は64.5%

検索は、もう「文字を打つ」だけのものではありません。スマホに話しかけ、スマートスピーカーに聞き、生成AIと声で会話する。この“話しかける検索”で聞かれるのは、「近くの◯◯」「今日開いてる?」といった、お店への質問が中心です。会話で聞かれたとき、あなたのお店は答えられるでしょうか。

検索は「打つ」から「話しかける」へ。

音声で検索する行動は、実はかなり前から広がっています。MMD研究所の調査では、スマホ所有者の64.5%が音声入力機能を使った経験あり(2017年時点)。Googleも2016年の開発者会議で、モバイルアプリとAndroidでの検索の20%が音声だと公表しています(米国・海外参考/二次)。さらにイードの調査(2022年・n=2,839)では、Siri・Googleアシスタントなどの音声アシスタント利用経験は5割超、毎日話しかける人は約1割、スマートスピーカーの所有率は12.1%。「声で聞く」は、一部の新しもの好きの行動ではなくなっています。

64.5%

スマホの音声入力機能を「使ったことがある」人(スマホ所有者)

出典:MMD研究所「スマートフォンの音声入力及び、スマートスピーカーに関する調査」(2017/11・n=2,155)mmdlabo.jp

「声で聞く」行動は、ここまで広がっている

スマホ音声入力の利用経験64.5%
音声アシスタント利用経験5割超
スマートスピーカー所有12.1%

出典:MMD研究所(2017) mmdlabo.jp/イード U-Site 音声アシスタント調査(2022) u-site.jp

話しかける質問は、「道順」「近く」「今日の天気」。

では、人は声で何を聞いているのか。MMD研究所の同調査で、音声入力でしていることの1位は「地図/ルート検索」(32.0%)。2位は「天気予報の検索」(26.6%)、3位は「ニュース検索」(22.5%)でした。利用場面も「運転しているとき」(18.9%)「歩いているとき」(18.3%)が上位で、移動中=手がふさがっている時間に使われています。つまり音声検索は、「◯◯へ行きたい」「近くの◯◯を探したい」というローカルな質問(お店探し)と相性が最も良い検索なのです。

32.0%

音声入力で「地図/ルート検索」をする——用途の第1位

出典:MMD研究所「スマートフォンの音声入力及び、スマートスピーカーに関する調査」(2017/11)mmdlabo.jp

音声入力でしていること(上位3つ・複数回答)

地図/ルート検索32.0%
天気予報の検索26.6%
ニュース検索22.5%

出典:MMD研究所「スマートフォンの音声入力及び、スマートスピーカーに関する調査」(2017/11) mmdlabo.jp

音声検索は「来店直前の検索」です。歩きながら、運転しながらの「近くの◯◯」「◯◯までの行き方」に答えられるかどうかが、そのまま来店の分かれ道になります。

会話の答えは、あなたの「ビジネス情報」から作られる。

声で「◯◯の営業時間は?」と聞かれたとき、アシスタントやAIが読み上げる答えは、どこから来るのか。その土台は、Web上にあるあなたのお店のビジネス情報——Googleビジネスプロフィール(GBP)や公式サイトの記載です。Google公式は、ローカル検索の表示順位が「関連性・距離・知名度」で決まり、ビジネス情報の内容が充実していて正確なほど検索結果に表示されやすいと説明しています。営業時間・住所・電話・駐車場などの基本情報が古いままなら、会話の答えに選ばれる土俵にすら立てません。

もうひとつの鍵は、「会話文の質問」に文章で答えておくことです。話しかける検索は「ラーメン 渋谷」ではなく「渋谷で子連れで入れるラーメン屋ある?」のような自然な文になります。「駐車場はありますか?」「予約なしで入れますか?」——実際にお客様から聞かれる質問を、サイトのFAQ(よくある質問)やビジネスプロフィールに質問と答えのペアで書いておく。それが人にもAIにも「答えやすいお店」を作ります。

音声・会話検索に選ばれる裏技はありません。会話で聞かれる質問に、ビジネス情報とFAQで“先回りして文章で”答えてあるか。それだけが問われています。

生成AIの「音声対話モード」が、この流れを加速する。

そしていま、この流れを一段速くしているのが生成AIです。総務省の令和7年版 情報通信白書によると、国内で生成AIサービスを使った経験のある個人は26.7%(2024年度)。前年度の9.1%から1年で約3倍に拡大し、20代では44.7%に達します。しかも生成AIとのやり取りは、GoogleのGemini Live(2024年発表・海外参考)のように途中で割り込めるハンズフリーの音声会話へ進化中。「声で聞けば、声で答えが返る」体験が、検索の標準装備になりつつあります。

26.7%

生成AIサービスの利用経験がある個人(2024年度。前年度9.1%から約3倍)

出典:総務省「令和7年版 情報通信白書」個人におけるAI利用の現状(2025/7公表・政府一次)soumu.go.jp

準備することは、実はシンプルです。①基本情報を最新に保つ(営業時間・住所・電話・定休日・属性)、②よくある質問に文章で答えておく(FAQ・プロフィールのQ&A)、③クチコミと返信を積み重ねて知名度を育てる。この3つは通常の検索対策(MEO・SEO)とまったく同じ土台であり、そのまま音声・会話検索、そしてAIに選ばれる対策(AIO)になります。“話しかける検索”の時代に選ばれるのは、会話で聞かれても即答できる情報をWeb上に整えてあるお店です。

Sources / 出典

  1. MMD研究所「スマートフォンの音声入力及び、スマートスピーカーに関する調査」(2017/11・15〜69歳n=2,155・音声入力経験64.5%/用途1位 地図・ルート検索32.0%) — https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1676.html
  2. イード U-Site「音声アシスタントとスマートスピーカーに関するアンケート調査」(2022/6・20〜69歳n=2,839・利用経験5割超/毎日約1割/スマートスピーカー所有12.1%) — https://u-site.jp/survey/voice-assistant-2022-4
  3. 総務省「令和7年版 情報通信白書」個人におけるAI利用の現状(2025/7公表・生成AI利用経験26.7%・政府一次) — https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r07/html/nd112210.html
  4. Search Engine Land「Google reveals 20 percent of its queries are voice queries」(2016/5・Google I/O発表の報道・海外(参考)・二次) — https://searchengineland.com/google-reveals-20-percent-queries-voice-queries-249917
  5. Googleビジネスプロフィール ヘルプ「ローカル検索の表示順位(関連性・距離・知名度/情報の充実)」(公式・随時更新/2026-06-14閲覧) — https://support.google.com/business/answer/7091?hl=ja
  6. Google公式ブログ「Gemini Live」発表(Made by Google 2024/8・海外(参考)/2026-06-14閲覧) — https://blog.google/products/gemini/made-by-google-gemini-ai-updates/

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